東京デビューしたい大学生の宿泊活動

“たいていの人が考えているよりも、上手に書くことはずっと重要だと思う”byポールグレアム 

読んでおかないと恥をかくシリコンバレーの3つの暗黙の了解

最近、自分のところに「これからシリコンバレー行きます」的なメッセージがよく来るので自戒を込めて書きました。まあこれはシリコンバレーに限らないと思いますが。

 

1、会話は等価交換

誰かと面会する際には、十分な準備と、自分なりの問題意識を整理して、質問するだけでなく、面会での議論が等価交換になるように心掛けよう

最低これだけはしよう

・挨拶+簡単な自己紹介をしよう。

・相手の名前や会社をググり倒して、めちゃめちゃ詳しくなって疑問点を持とう

・相手へのメリットを書きましょう。学生など、メリットが明示的に提供できない場合は、インタビューなど熱意とガッツでカバーするしかありません。これがあるだけでだいぶ印象が違うとか。

・人数やどういう人が一緒に来るのか、具体的に何をしてほしいのかを伝えよう

 

「してして」症候群だけは絶対にやめよう。

・「誰でもいいから」シリコンバレーにいるすごい人を紹介して

・「目的もないのに」シリコンバレーのオフィスの中に入らせて

・「何がしたいのかを伝えないで」いきなり会ってください

・相手のことを全く調べずに、シリコンバレーで〜さんが何をしてるか聞かせて などなど

 

 

2、Google先生が教えてくれることは聞かないで

質問すること=他人の時間を「いただいている」人に会うということは、相手の時間を消費するということ。シリコンバレーにいる人は優秀な人が多く、そのため、皆忙しいわけで、意味がない人とは誰も会いたくない。

ど うせ他人の時間をいただくのであれば、本人とのフェイス トゥ フェイスでしか聞けない質問をしよう! Google先生が教えてくれることを質問したら、相手に「こいつは馬鹿なやつだな」と思われる可能性は高いで しょう。逆に、「こいつセンスあるな、鋭いな!、将来が楽しみだ、また会ってみよう」と思わせることができる質問ができればしめたものです。質問力を磨こう

 

 

 

3、先に自分の考え/仮説を言って、それをどう思うかという聞き方にしよう!

現 地の人によると、「自分はなにもしらない、なんでもいいからおしえてください、だれでもいいから紹介し てください」というような訪問者が多いとのこと。そんな態度では、例え1回目は話を聞いてくれても、おそらく「次」はないでしょう。自分の考え/仮説を しっかりこういう場で話せるように普段から日本の歴史や文化、政治や社会について理解を深めよう。エンジニアであれば自分なりの技術の話や自分のプロダク トがあるとよい。もしくは、ビジネスマンを志すのであれば、日本の産業や成長している分野についての自分なりの見解、専門性、ユニークな経験、展望を持と う。自分なりの教養やユーモアがあるとなお良い。